クンシラン

クンシラン・・・名前から、ランと間違われますが、ラン科ではなく、ヒガンバナ科です。原産は南アフリカで、花はユリのように、派手で華麗です。毎年花が楽しめます。

光・・・下草系は、直射日光を好みません。大木に囲まれた森林を想像していただければわかると思いますが、木漏れ日程度の光、つまり、半日日陰が良いのです。
直射日光を当てると、葉焼けを起こします。暗すぎると、徒長してだらしない、姿になってしまうので、注意です！

土・・・あまり、保湿力の強い土は好みません。バーミキュライトやパーライト、ゼオライトなど、ランに近い土作りが良いようです。

水やり・・・南アフリカですから、スコールと乾燥をイメージして下さい。たっぷりの水やりと、乾燥を繰り返すのが理想です。気候次第ですが、３日に１回というパターンでしょうか。乾燥より、根腐れに気を使って下さい。

肥料・・・毎年花を咲かせるためには、肥料が必要です。緩効性肥料を仕込み、液肥で適度に成長させます。液肥はもちろん１０００倍で、１０００倍といっても、適当で大丈夫、濃すぎなければ５００倍だって構いません。

温度・・・生育温度は１５～２０度、越冬は１０度が目安です。

ガーデニングのコツ・・・季節を通して力をつけさせ、１０月頃に花芽が出てきます。花芽が出てきたら、１０度前後の涼しい環境に置き、花芽を成長させます。１～２ヶ月で花が咲き始めます。涼しい環境に置くと、当然、成長が緩やかになりますので、水やりは控えます。どのような植物も、同じですので、覚えておくと応用が利きます。
一般的に、鉢で管理しますが、２年に１度くらい植え替えします。植え替え時に子株を分け、増やしていきます。

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